浅草から、両国、そして品川へ来た。この数週間、正直生きた心地がしなかったが、検査の結果、良性と判断され、喉の不調が摘出した腫瘍が原因という事がわかった。
答えが出るまで長く感じた。ここにきてようやく納得のいく答えに辿り着く。そう言いながらも仕事は休まずラジオも続けてこれたのはひとえに家族のおかげだし、一緒に戦ってくれたからだ。
もう一度、声を取り戻したい、もう一度歌いたい。
さて、今回品川では、声、喉の専門医に診てもらう。声の検査を行い自分の今までの声の出し方、これからの声の使い方などなど、これだけ喉を使う仕事をしていて初めてこういう、自分の声と向き合う。検査の結果、不安箇所があり、今後の治療方法も含めて、専門の病院を紹介いただいた。
二時間半、検査、治療、などたっぷりかかる。確実にもとの声を取り戻す為、次へ向かう事にした。かなり気持ちは前向きになりました。また、歌える。次は御茶ノ水だ。
