下北沢で、ガッパが吠える!

NOAH VOICE - 浅草六区SHOW -

久しぶりの更新です。皆さんお元気ですか?実は、五十肩とやらに60で診断されて、治療を受けたり、と痛い思いをしているんですが、旅から旅へそんなことはお構いなしで仕事は舞い込んで来ます。

そんな中、5月5日下北沢音倉で開催された。キーボード福田裕彦主催、町支寛ニさん、生誕祭トーク&ライヴを配信で観た。番組でもお知らせしましたが、チケットは即完売のため多くの方が固唾をのんでこの配信を見ていたはずです。

改めて、この日のホスト福田さん、66歳。主役の町支さん、70歳おめでとうございます!キーボード、コーラスの竹内宏美さんは、浜田省吾&j.s inspirationのメンバー。その3名に凄腕のミュージシャンを加えての三部構成のショーでした。

 

ホスト役の福田さん、浜田省吾バンドでは、お馴染み名キーボーディストとしてその実力は誰もが認める存在です。でも進行やMCや歌はどうなのか?

いやあ、素晴らしい。もうエンターテイナー、たぶん、福田さんじゃなければ、だらだらしたうちわ乗りに終わってしまいがちな構成も、あっという間の2時間強、進行、構成、ユーモアどれをとっても福田さんの人柄を表すような、お客さんに向いているんです。

よくあるYouTubeののりじゃない、字幕じゃない、リアルにグルメ写真を用意する。こういうことなのです。福田さんのピアノを聴いていつも丁寧な演奏をするなあと思うのはこういうことなんだな。いやあ、そのトーク力も恐れイリヤの鬼子母神。

そして、ガッパ。この一曲のためにこのライヴに参加した価値がありました。大怪獣ガッパのテーマです。解説がまた憎いのなんの

 

Spotifyスタジオでの竹内宏美さん。

竹内宏美さんの参加は、単に花を添えたということ以上のものがこの日はありました。コーラス以外に福田さんの横でサイドキーボード時にヴォーカルも、バンド全体をうまくまとめるいいポジションだったと思う。限られたリハの時間こうれだけのレパートリーをやるのは大変なことで、余程の準備が必要だ。その辺も福田さんはコンポーザーとして、考えての宏美さんの起用は間違っていないと思う

この日の宏美さんは、そんな期待に応えるように、終始笑顔で音楽を楽しむ、それはソロライヴでも、コーラスでも見せない彼女のもう一つの音楽人の顔でした。それでも主役のお二人を支える姿勢やあくまでお客さんに向けた歌が、好感をもたせるものだった。

17才、、、南沙織でもなく、森高千里でもない、竹内宏美な17才。この日のカヴァーでも最高の歌唱でしたね。なんだかいつも以上に力の抜けた具合の歌が心地よかった。次のアルバム何だか楽しみですね。

 

そして、この日、古希を迎えた町支さん、本当に久々にソロヴォーカルを聴きました。90年代、さよなら紺色のうさぎでデビュー以来、引潮など名盤を発表するもその後はカンフル罪などでもライヴを重ねて、さすがの歌唱力、しかもこの日は福田さんという強力な相棒の元、リードギターも冴え渡る。

初恋、間違いなくこの日のピークはこの時だった。村下さんの音楽に関わったお二人だからこそ描けた瞬間ではなかったろうか。見事なフィナーレへ向かっていった。

と、あっという間の三部でした。福田さんは、小田原豊さんとのトークライヴもあるそうで、これからも更に活躍が期待される、芸人じゃないエンターテイメントスターでした。そして、この記念ライヴをよくまとめていたと思う。

さあ、この9月から始まる浜田省吾さんのアリーナツアー、みなさんの活躍をまたなんだか違う角度から見れることを期待しています。と書きながら先程東京公演の落選メールが、、、涙。チケット争奪戦を乗り越えて、楽しみにしています。

追伸、この9月広島では是非、あのラーメンを食べてみたい、、、

リクエスト&メッセージ