風の街に生まれて

NOAH VOICE - 浅草六区SHOW -

Hello!

この一言でこの23年が埋まった。黄金週間の5月3日日本武道館、ストリートスライダーズ解散以来のコンサートへ

あの日とは比べ物にならない青空、会場前から異様な空気に包まれた武道館周辺。二十年来の友人と再会出来た嬉しさ。

座席は2階のど真ん中。最高の席。程なく開演。緊張感の中、予想を裏切るオープニング。チャンドラーかよ。ほとんどMCなく、相変わらずのスライダーはタイトなロックを繰り返す。

いや、23年前より、格段に演奏が上手い。

それはメンバーがこの間休みなく現役でやってきた証だろう。

 

バックステージの最上段までいっぱいの武道館

新曲を織り交ぜた、怒涛の選曲はまさに今のスライダーだった。なんか今ハリーがやりたい歌だけ選んだんじゃないかと思わせる。もちろん、あの歌もあの歌も聞きたかったけど、何よりこの四人のグルーヴがもう一度聞けたことへの感謝それしかない。

Back to back、あたりで最高潮に達した時、武道館がミシッと揺れた気がした。気のせいか傾いた気がした。これぞ純国産の、我が国初の、ロックンロールバンド。それが今目の前にいるストリートスライダーズなんだ。英米のバンドには負けない、決して引けをとらない、日本語のロックンロール歌える唯一のバンド。

あっという間だった。短い感謝のメッセージを最後に、TOKYO junk。

見事な結末でした。まるで一本の映画のような。そして、もうしばらく会えないんだろうな、もしかしたらこれが最後かな?

 

最後にこんなオチが、、、

 

さすがスライダーズ。嬉しい裏切りでした。笑

でもこのツアーは、今回の武道館に行けなかった人たちに是非、行って欲しいな。この一夜で僕はもう満足。それより、一人でも多くのファンに今のスライダーを目撃してほしい。素晴らしいコンサートでした。

終演後、再び友人と集合して、表参道のSpotifyスタジオ近くのお馴染みの隠れ屋で、yokoさんと合流して打ち上げ。長い夜になりましたね。

Doobie brothers は、観れなかったけれど、ストリートスライダーズは凄かった。

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