千束通りありがとう。よっちゃんの声が浅草の夜空に消えた頃、普段では信じられないくらいの人並みが商店街を流れた。みんな笑っている。コロナ?てな感じだ
数日前、歩いていて偶然見かけたポスター、子供の頃からお世話になっている、商店街の恒例の祭りで、なんと、スチャダラパー、エゴラッピンが、森さんが浅草在住なのは知っていただいぶ前にいろは会でのイベントもあった。
今年は三社祭も花火も、朝顔市も全部中止、浅草の人間は基本的に祭りで生きている。この三年は死んでいた。ところがこの日のBOSEのセイイェーで全部弾けた。ビール片手に踊る人、子供抱いて踊る人、商店街の片隅じゃあ、おばあちゃんがスイカ食べてる。
騒音クレームなんかない。お巡りさんもヤクザも普通に共存する町、それが浅草。千束の老舗の紹介も嬉しかったが、この日のみんなのために、色彩やくちばしもレパートリーに入れるサービス。いつしか沿道は人手溢れる。それでも揉めたり喧嘩したり、倒れたりもない、粋な客が集まる。それが浅草。
よっちゃんから思わず出た言葉。全国の商店街盛り上げるぞ。素晴らしい。いろは、日の出、寿、朝日商店街。観てくれよこの盛り上がり、エゴラッピングは凄い。祭りのプロデューサー森さん、来年も是非、千束来てくださいね。
アンコールのスチャ、エゴジョイントのブギーバックは、伝説のナンバーになりました。観客の、よくなくなくない?はコロナザマアミロに聴こえた。
自粛もある意味、判断でもやる勇気というのをこの日の商店会、実行委員、バンド、森さんから感じることが出来た。まだまだ、夏ははじまったばかりだ。ありがとう、エゴラッピング、ありがとう、スチャダラパー。
私的音楽人生最大のイベントがあと一週間にせまり、緊張してきた。一流のシェフに素材は送りました。さて、どんな風に料理されるんでしょう?楽しみです。さて、嵐はまきおこるんでしょうか?