新宿の片隅で

東京マイノリティ

平塚の仕事が早く終わったんで、湘南ラインで久しぶりに新宿へ。東京はオリンピック、街はいつもと変わらないはずがここ、ロマン横丁は、ちと違う。飲み屋街が静まり帰っている。もう何十年もこの横丁に来ているがこんな状況は初めてだ。

 

岐阜屋は二十代の頃からだからボチボチ40年近い付き合いになる。座る席は決まっている。圧倒的に一人が多い。でも初めて今日はノンアルコールだ。この数ヶ月やめていたからじゃない、ここら全体がアルコールなし。飲み屋街がです。だから、どうだろう、二、三軒の開店だ。なんとも寂しい限り、

 

 

いつもなら、カウンターに座った途端に何も言わずにビンビールの大瓶と、蒸し鶏が出てくる。カウンターは常連にまじり、外国人観光客がひしめく。まさに新宿西口の顔なのだ。今日は定番ではあるが炒飯と餃子を頼んだ。餃子は少し時間がかかる。しばらくは来れないだろうから、、、

店長に何時までか尋ねたが、力ない声で、8時までという。ここはいつもは二十四時間何だぜ。

 

 

誰が悪いのか何がいけないのか、答えは見つからない。長いトンネルを走っている気分だ。大好きないつもの景色が消えないことを願う。ただ、笑って乾杯できる日が来るのを願う。大きな飛行機の音がした、青空を見上げるとブルーインパルスが新宿の上空を雲をえがきながら代々木方面へ飛んでいきました。

夏休みか、、、

前略、おふくろ様。暑いですね。東京はオリンピックが始まります。

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