どんとが笑った日 2

NOAH VOICE - 浅草六区SHOW -

京都磔磔 hot motto gumbo

10年目の初日は、スワップバザーからスタート。磔磔を愛してどんとを愛してボガンボスを愛してという想いがいっぱい詰まった素晴らしいライブだった。この日MCや司会は必要なかった。主催者の挨拶もなかった。

それを物語る曲間のMCの真心のこもった言葉の粒に聞いていてやられました。

 

磔磔にはロックの魂が宿る

正直にいうと、今まで数々の追悼、トリビュート、リスペクトなライヴを観てきた。そのどれもが思い思いの尊敬があり、素晴らしかった。しかしながら、終わってしまうとやはり、主役であるはずの当事者の不在の大きさにとてつもない寂しさを感じつしまうことがあった。

今夜はどうなのだろう、、、そんな状況をみごとにこの日のライヴ、出演者は吹き飛ばしてくれた。それは今日二番手であり、この日の目玉になったバンドの登場して証明された。

 

The hill andon のミッキーとライヴ終了後

圧巻のパフォーマンス。ずっしりと重いビート、南部っぽいフレーズ続出のベース、オールマンなスライドで随所に魅せるギター、そしてミッキーのやばい香りのする詩。こいつらいったい幾つなんだ?1969年あたりのフィルモアから抜け出してきたような。

彼の後ろ姿にマイクの前にどんとが見え隠れするから不思議だ、この夜は何度もそんな幻に出会えた。

ガルシアの風が確かに吹いていた。こうした若い京都のバンドが観れただけでも来たかいがあった。今度は彼らのワンマンを是非見てみたいし、多くのリスナーに紹介したいまさに京都オルタナロック

 

いよいよ、マチルダロドリゲスの登場だ、最初からぶっ放す音量に驚いた(笑)まさにこのトリオ、60年代のクリーム、ベックグループ、エクスペリエンスな香りがムンムンでした。ギターの玉城さん、ドラムのコセヤンは神田でみたその時とは数十倍の勢い、これもまた磔磔の空気がそうさせたのでしょうか

気がついたらドラムセットの後ろに岡地さんのような置物が、、、いやご本人でした。

いよいよ、メインイベント、ボガンボローザの登場を、磔磔にいた全てのオーディエンスが待ち侘びていた。

 

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