日差しの温かい秋の休日、散歩に出かけた。
川沿いを走る人、公園で遊ぶ子供達、グランドを走り回るサッカー少年。通りに繰り出せば、グラス片手に大きな笑い声と、テーブルを挟んで語り合うひとたち、オープンカフェでは本を読ながら佇むひと、、、
全てがありふれた日常、誰もが知っている風景、きっとこのまま永遠に続いてほしいと願う瞬間。私たちの望むものは、、、
佐藤奈々子と長田進の新しいアルバムが届いた。優しくも力強いギターから始まる、その六つの物語は、まるで嵐の中の世界から自分の部屋に帰りつき、暖炉で暖まる為にとりあえず毛布を纏い、なにか温かい飲み物を飲み、ホッとした、一息。その一息を表すようなストーリー達だ。
この6日から始まるツアーでこの物語達が二人によって表現された時にきっと、この冬の薔薇が聴いている人の心の中に咲くんじゃないだろうか。
気がついたらもう一度、最初から聴いていた。いや繰り返し聴きたくなるそんな作品だ。この旅が終わったらお二人に聞いてみたい。もしかしたら続編は既に出来上がっているんじゃないかな、と。
当たり前の日常でも誰もが感じている不安、それはこの物語に登場する彼や彼女も同じではないかと。
寒くなる前に、コートを出さなければ、、、、
アルバム、Winter rose は、11月6日からスタートする、佐藤奈々子さんと長田進さんのツアー会場で販売されます。11月6日より、各配信メディアにて視聴、ダウンロードが可能です。
次週、11月11日マイペンライの放送でこのアルバムから一曲ご紹介します。お楽しみに