inoue ohana/go to beach live at surfers
晴れた日の土曜日、湘南・逗子へ向った。
一年前、親戚がマリーナで祝い事に招待され来た以来。
昼に市内で所用を済ませ、僕らは海辺の会場、surfersへとタクシーで移動した。
噂には聞いていたが、スゴい気持ちのいい、ロケーション。
ああ、来て良かった。私の暮らす浅草のごみごみした場所と違い、太陽・海・風がもろに体で感じる。
ケニーさんからお声をかけていただき、このはじめての場所で1曲歌わさせていただくわけだ。
しかも今日は井上オハナのライヴなんだ。
昨年11月同じく鎌倉の由比ケ浜〜中央林間のパラダイス本舗〜yoko birthdayの渋谷・barたそがれとなんだか時のたつのが本当に早い。
ほどなく到着したケニー&キャシーさんと再会、初めてお会いする(ステージは観てますが)イノさんとはやや緊張しましたが、あこがれのドラマーは穏やかな方で安心しました。
サウンドチェックの合間、初めてお会いする参加者の方々とお話し出来ましたが、皆さん、僕ら以外は常連の方々が多いようで、慣れた様子でした。
初めての会場はオーナーさんのセンスなんでしょう、まるで西海岸にいるような佇まい、スタッフの方々もきびきびしていて気持ちがいい店ですね。
会場とともにほどなく会場は満席、演奏が始まるとどこからともなく三線、ウクレレ、ギター、そしてフラなんとなく暖かい風がゆるーーーーく吹いて来ました。
僕らはタイで書いて来たおなじみのナンバー「tuku tukuに乗って」を演奏しました。
初めて僕らを観る皆さんはとても笑顔が素敵でpeacefulな空気が流れ自然な手拍子とコーラス素晴しい。
今夜の主役Go Two Beach、卓さんの三線と歌はsoulfulで二人の奏でるメロディーにしばし酔いました。
気がついたらワインを御かわりしていました。
途中、イのさんとケニーを呼び込んでのsecond lineはここがフレンチクオーターに変身させた。
いよいよ今夜のもう一人の主役、「井上オハナ」の登場、bob marleyのno woman no cryで会場は早くも大合唱。
smileのキャッシーはいつもの笑顔で僕らをなごませる。
イのさんのビートは神事としかいいようがないスティックさばきを目の前でみましたが職人!でした。
ケニーのギターも曲によってはエイモスギャレットを思わせる星屑のギターであくまで歌を引き立たせる技が今夜も光る。
i shall be releasedあたりから会場はフラの舞が花を添え、キャシーのコメントで今夜が特別な夜ということを感じた。
「どんと」の命日だったのだ。「俺より19年も長く生きやがって・・・」天国からのメッセージからの「波」間違いなくこの夜のハイライト。
ここでフラを踊るはreiko先生。御見事。降りて来ましたねどんとの魂が。
そしてオーラスは会場全体でnew orleansの古典「IKO IKO」!どんとも波打ち際で踊ってましたよきっと。
こうして素敵な夜は更けて行きました。今夜もたくさんの出会いがありました。ケニーさんのライヴはいつもミラクルがおこるんです。
終わって帰り道振り返る夜の海を眺めていたら、B半島の岬のあの場所が目に浮かびました。これは僕もyokoも同じ、なんだか淋しい想いでが浮かんできました。
だけど、今2019年2月新しい出会いに乾杯です。
出演者の皆さん、来場してくれた皆さん、surfersの皆さん、go two beachのお二人、ケニーさん、キャシーさん、イのさん、そしてどんと。素敵な夜をどうもありがとう!soul of dont 2019/1/26 at surfers