都内に緊急事態宣言が、出され、オリンピックが無観客になった金曜の夕方、立川に来た。仕事で箱根ヶ崎に来ていた帰りでした。人では予想以上に多かった。自分もふくめて生きていれば外出もするわけだ。
放送宛にリスナーからインフォメーションをいただいたのでいこうと思っていた作品だ。ー佐野元春80年代の作品、フィルム、ノーダメージだ。当時やはり画期的だった。だれもやっていなかった。
東京限定での上映だそうでこの日が最終日でした。予想以上に客席が埋まっていたのに驚いた。既にいくつかのパッケージが出ていたので会場へ足を運ぶのは余程のファんじゃないとこないんじゃないか。
嫌そうじゃなかった。開演になる、それはまるでコンサートの開演のように映画館は緊張感に溢れていた。みんなまっていたんだな。
ハートビートを聴きながらいろんな光景を思い出していた。横浜、大学生、下宿、彼女、武道館、ラジオスタジオ、ハートランド、そしてこの間の母の葬儀。
気がついたらロックンロールナイトが始まっていた。いま、立川に居るのか、横浜なのか、浅草なのか。狛江なのか分からなくなっていた。エンディングが終わると拍手が、、、
素晴らしい時間でした。来てよかった。会場を出ると既に雨は上がっていた。携帯のメールをチェックしていたたいしたことはない。
そうなんだ、たいしたことはない。でもなんか始めなきゃ、そんな気持ちが、当時十代の自分から、聞こえてきそうだ、そうあの言葉が
つまらない大人にはなりたくない