マスク症候群(依存症)
花粉症の季節がやって来た。
インフルエンザも猛威を振るう。いやが上にもマスクが欠かせない。
しかーーーし、今恐ろしい症候群が巷を襲う。
それは「高校生のマスク依存症」なのです。
先日も地方のホールで100人ほど前に講演をしていて気がついたのですが「マスク」が多い。
男女問わずです。これはインフル予防ばかりじゃない。
知らず知らずにマスクで自分を隠している人が増えている。
高校生は特に。「差し支えなければ今だけ、マスクとりませんか?」
しぶしぶではあるが皆さんとる。そういえば朝から引率の先生までがマスクをしている。
(挨拶の時くらいとってもよろしいのではないでしょうか?)
結局先生は帰るまでマスクを外さなかった。
ある教育機関の方がおっしゃるにはこのマスクが外せない「マスク依存症」が流行っているとのこと。
マスクをしないと・・・人と会えない。外に出れない。学校に行けない。電車に乗れないなどなど。
これは事実なのです。通信制の学校に行くとたまの登校日。
見事に全員マスク着用で・・・・呆れました。
まあ、特別な理由がなければ人と会う時話すときはマスクを外すだろう?
という常識は今はないのでしょうか?
以前、ある学校の女子生徒へ模擬面接の時、
「差し支えなければマスク外せる?」というとしばし沈黙した後。
その生徒は廊下に飛び出した。間も無く戻って来てびっくり
「針金のようなピアスが一本。ほっぺから飛び出ていた」
きっとその女子は慌てて外そうとしたが、残念残っていた。・・・・・
まあ、それは極端な出来事ですが、それから私はマスクをする生徒には特に細心の注意を払って来ました。